FPGAに手を出してみた

FPGAに手を出してみた。

8月上旬に手に入れたALTERA製のFPGAであるMAX10のついた基板とそれに関する雑誌を秋葉原のマルツで手に入れた。

家に帰ってから早速電源につないだところ基板についているLEDに反応がない。手順を間違えたのか、それとも壊してしまったのか、電源がまずかったのか、それとも、電源ケーブルイカれているのか。問題の切り分けをすべく、まずは電源を疑ってみた。雑誌によると、iPhoneの充電器で良いと書かれていたので、純正のiPhoneの充電器を持ってきてつないだが反応なし。つぎはケーブルがだめなのかとヨドバシに行ってケーブルを買ってきたがだめ。基板が壊れていたのかと思い、基板を買い直すもだめであった。

これはさすがにおかしいと思い、雑誌をよく読むと、基板のはんだジャンパの部分をショート、つまりはんだ付けを行う必要があるとわかった。こんなことで無駄に時間と金を使ってしまったかと思うと、もっと雑誌を読めばという後悔が絶えない。

気を取り直したものの、家にはんだ付けの環境というか、はんだごてやはんだなどはない為これまたアキバまで行って入門者用みたいなセットを購入して、はんだジャンパの箇所をはんだ付けしショートさせた。

これで準備に抜かりはないか、雑誌をよく読み、これで問題ないと確認し、いざ電源につなぐと簡単に動作した。良かった、間違ってなかったと安堵した。

さて、これではまだFPGAに書き込みができる準備ができただけで、実際は何もやってない。プログラミングで例えると、環境構築が終わった。楽器で例えるなら楽器を購入したとかのレベルである。

雑誌に従って、最初の回路であり伝統あるLチカ(LEDを光らせること)をやってみることにした。これは簡単に終わった。1秒毎に赤、緑、黄、青、マゼンタ、シアン、白、黒(発光しない)を繰り返すだけの回路が組めた。これで初心者の仲間入りといったところか。

しかし、ハードウェア記述言語であるVerilog HDLはよくわかってないのでどこかで勉強したい。書籍が何冊かあるようなので時間があるときに読みたい。

次は、徐々にLEDの色が変化するというのをやった。イルミネーションみたいで思ったよりきれいで感動している。

最終的にはFPGAで昔のCPUを再現するみたいなので、そこまで三日坊主にならず進めたい。